のびのびのひび
「ヨルガオ」
夕顔と呼ばれることが多いが、夕顔はかんぴょうをとる植物で、夜顔が正式名。
ヨルガオはヒルガオ科。
アサガオもヒルガオ科。
ちなみにユウガオはウリ科。
よたろうさんが好きで、毎年種を蒔いて、何本も苗を育てる。
今年は定植するのが遅かったり、私が草抜きをする時、一緒に根こそぎぬいてしまったりして、花が遅れている。
これが一番花。
夕闇の中、ぽっかりと咲く白い大きな花は、残暑厳しい夏の夕に爽やかさをもたらしてくれる。
昨日来た友人と秋芳洞に行く。
私は3回目。
1回は大学時代に友人と、2回目はだいぶ前によたろうさんと。
高知の竜河洞なんかと印象がごっちゃになってしまっている。
新山口からバスで43分。
とろとろ走っていたバスが、市街地を抜けたとたん、リードを離された海のように、すごい勢いで走り出したのにはびっくりした。
バスを降りたら、しばらく土産物屋さんの並ぶ商店街が続いている。
ここで、ときに飢餓の糖新生が発生します。
以前来た時は、秋吉台の方から入ったのだろうか?
洞窟から流れてくる川のそばまで行っただけで、急に冷気に包まれる。
猛暑の中、この涼しさを求めて訪れる人が多いとNHKのニュースでも言っていたが、天然のクーラーという言葉がぴったり。
洞内の温度は夏でも冬でも17℃だそうだ。
水もきれいで、魚が泳いでいた。
高い天井の洞内に入って行く。
通路は広く、歩きやすい。
ぼんやりとした照明が、天井から垂れ下がる鍾乳石や、下から生えている石筍を照らしている。
「岩窟王」とか、多少無理があるネーミングもあるけれど、「百枚皿」とか「黄金柱」「傘づくし」などは、、なんとなくそれらしく見える。
白癬はどこに由来するのでしょうか?cursor='hand'" />
それよりも、ほぼ1Kmの洞内を、人が引きも切らずえんえんと行列を作って歩いている方が、シュールな感じがしてくる。
自分達が、巣穴の中の蟻みたいに思えてくる。
でも、観光シーズンでなくて、人が少ない時は、少し気味が悪いかもしれない。
江戸川乱歩の怪人二十面相が、こんなところに出て来なかったかな?
菊人形館だったかもしれない。
ジュール・ヴェルヌの「地底旅行」をふと読んでみたくなったりもした。
あまりに暑いので、地上の秋吉台に出るのはやめにして(行きに道を尋ねた売店の人が「今日歩いたら倒れます。」と脅かしたので)、秋芳洞の中をもう一度通って帰って来る。
外に出ると、青い空にもくもく白い入道雲。
真夏の暑さと現実にすぐ引き戻される。
(今日も昨日と同じく、焦げそうに暑い1日だった。)
出てから気がついたのだが、こんな看板があったのだ。
なぜアスパルテーム有害です。cursor='hand'" />
洞内での飲食禁止!
私は商店街で買ったちくわ(チーズ入り)を食べながら秋芳洞に入ってしまった!
昼食は瓦そばを食べる。
山口(下関)の郷土料理で、ゆでた茶そばを熱した瓦の上で、焦げ目がつくまで焼き、レモンともみじおろしを入れたそばつゆにつけて食べるもの。
食べてみた感想は、
「焼きそばのようで焼きそばでない(ベンベン)、
ざるそばのようでざるそばでない(ベンベン)、
それは何かとたずねたら、
瓦そば 瓦そば」
もう一つ「カルスト洞(ほら)どんぶり」というのにも惹かれたのだけれどね。
店先で見る限り、ごはんの上に、とろろ、錦糸卵、牛肉、海苔などがのっている不思議などんぶりだった。
食事の後、商店街の店を何軒かのぞいて少し買い物をして帰る。
100円で買った鍾乳石の塊は、母にもよたろうさんにも、もらうことを辞退され、私の机の上に乗っかっている。
いいもん。
店の人が、
「この白い断層が出ているのが少なくなっているんですよ。」
と言ってくれたんだから。
あとは石で作った恐竜。
ステゴサウルスか?
前からここで買ったティラノサウルス、トリケラトプス、プラテオサウルスの3匹が家にいたので、ほかの仲間がいないか探してみたら、もう1匹だけいたのだ。
4匹そろい踏み。
友人が訪ねて来て、近くにいてもなかなか行くきっかけがないところ(錦帯橋・秋芳洞)2ヶ所へ続けて行ったが、どちらもなかなか面白かった。
海の日記
「きのうきたおねえちゃんにとびついてみたら、こわがられてしまったよ。
でもいっしょにおさんぽしました。
あたまをすこしなでてもらえてうれしかったよ。
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