2012年3月29日木曜日


解決済みの質問

no_smoking_good_healthさん

タバコの紙に火薬が含まれているなんて恐ろしくないですか?

普通の煙草に火をつけてもすぐ消えますが、製造たばこの火は長々と燃え続けますね…

路上にポイ捨てされた煙草でも火は消えませんね… 灰皿の置きタバコは気付かないうちに灰に変わっていますね…

死の商人としては、早く燃え尽きた方がたばこの消費量を増やせるということでしょうが、火薬のような発がん物質を平気で使うあたりが恐ろしいですね…

禁煙情報

2012年3月27日火曜日


●水質の違いで、石鹸はどんなふうに変わるの?

まずは、自分の使っている水道水の硬度を、きちんと確認してみましょう。
それを確認しないで「肌が荒れるから」といって、石鹸や化粧品だけあれこれ取り替えるのは、あまり得策ではありません。

なぜなら、石鹸より化粧水より、一番多くあなたの肌に触れているのは、水道水だからです。

≪硬度を確認できるホームページ≫

・水道水質データベース
(日本水道協会のデータ。「浄水の水質」から地元の硬度をチェック!)

・全国硬度測定マップ。
(かみせき&タヌちゃさんで運営中。より細かい数値が分かります)

もしお住まいの硬度がわからない方は、水道局に電話してみてください。
丁寧に教えてくれます。
(お客様コードと間違えられやすいので、注意してくださいね)

また「今のところ、自分の肌にはこれが合うみたい」という石鹸の原料油がわかれば、調べておいてください。


▼あなたが住んでいるエリアの水は、軟水?硬水?

日本の硬度平均値は、約50です。
ここでは、硬度50を中心に5段階に分けてみます。

(1)天然軟水エリア・・・硬度0~25
(2)やや軟水エリア・・・硬度25~50
(3)やや硬水エリア・・・硬度50~75
(4)かなり硬水エリア・・・硬度75~100
(5)硬水エリア・・・硬度100以上

あなたは、どちらの地域に当てはまりますか?

ここで、ひとつ注意点です。
ちょっとお水に詳しい方からは、よくこんな質問をいただきます。

「硬度100くらい、海外に比べたら軟水なんじゃないの?」

実は、海外と比べていくら軟水であっても、日本で暮らしている以上、その比較はあまり意味が無いんですよね。

2012年3月26日月曜日


 厚労省によると、多量飲酒は1日平均純アルコールで60gを超える飲酒と定義されています。60gとは、ビールなら1.5リットル、日本酒なら3合弱、または焼酎(アルコール度数25度)なら300mlに相当します。

 アルコールに関連した健康・社会問題の多くは、この多量飲酒者が引き起こしており、その削減はわが国の保健上の大きな課題となっています。

 多量飲酒のなかでも、特に飲酒量が多く、多くの問題が一人に集積した状態がアルコール依存症です。アルコール依存症の診断には、WHOによる「ICD‐10診断ガイドライン」が用いられます。

 (1)激しい飲酒渇望 (2)飲酒コントロールの喪失 (3)離脱症状の存在 (4)耐性の証拠 (5)飲酒中心の生活 (6)問題が起きていることを知っているにもかかわらず飲酒の6項目のうち、3項目以上が過去12か月間に同時に1か月以上続くか、繰り返し起きた場合に、アルコール依存症と診断されます。

2012年3月23日金曜日


 マイケル・ガザニガの業績を紹介する記事「脳の不協和音を解読する」の後半を紹介する。

 前半では左右の脳の分業体制にスポットが当てられたが、そこから当然出てくる疑問として、では、脳の統一感はどこに由来するのかということが問題となる。

 学術的な内容なので難しそうに見えるが、着想そのものはとても単純である。要するに、脳の左半球にガザニガが「インタープリター(interpreter)」と呼ぶものがあって、それが脳の各所からくる情報を束ねてそれらを統一する。ただし、その統一の仕方は、しばしば、一面的であったり、虚偽ですらあるのだが、脳のロジックとしては、何も秩序がない混沌とした情報の堆積があるよりは、虚偽のものでも、ともかく統一性を作り出さなければならない、ということなので� ��る。

 ご存知のように、「インタープリター(interpreter)」とは、元来は「通訳者」の意味。右脳と左脳の間をとりもつもの、というのがこの語に託された元来の意味だろう。しかし、たぶん、この記事のように、「ストーリー・テラー(story teller)」と言った方が判りやすいかもしれない。つまり、左脳には、そこに集積されるあらゆるデータから即座にストーリーを創作する「ストーリー・テラー」が居座っている、というイメージである。このまさに中心的な論点で、脳科学はナラティヴ(物語り)批判に接近するのである。

 実は、ここには、脳科学という名前を借りたニーチェ主義と言うべきものがあるのだ。つまり、われわれの脳が作り出すおよそすべてものはフィクションであり虚偽であるという思想があるのだ。ガザニガによれば、記憶から自我に至るまでのすべてがフィクションなのだ。この点は、彼の"The Mind's Past"という著作でハッキリ述べられている。ちょっと引用してみよう。

 「  真実を言うことが常にベストというわけではないのだろうか? 実は、私たちのほとんどは卑劣な嘘つきなのだ。…インタープリターは、私たちの個人的な物語りがバラバラにならないように努めているのだ。そうするために、私たちは自分自身に対して嘘をつくようにならなければならないのだ。…自分自身の物語りが真実であることを誰かほかの人に判ってもらうために、私たちは自分自身を説得しなければならない。私たちは、自分の経験した実際の諸事実を現在進行形のナラティヴに拡大するようなものを必要としているが、それは、私たちが長年にわたって自分の心の中に組み込んできたセルフ・イメージなのである。 ・・・・